セネガルで養鶏を!

西アフリカのセネガルで、養鶏を通じて人々が経済的に自由に生きれるようになることを目指しています!

14年前にやった養鶏に関する活動

約14年前、西アフリカのセネガルという国に、私は約14年前に青年海外協力隊として赴任していました。私は「村落開発普及員」という職種として、国際協力機構(JICA)の「総合村落林業開発計画(PRODEFI)」というプロジェクトとの「連携隊員」ということで活動していました。

青年海外協力隊はボランティアなので、ザックリとした任務はあるものの、かなりの裁量権があります。私は当時森林に興味があったので、村人に対して植林関係の指導をしたり、一緒に植林などしていました。ただ、村人から要請があったのは、「養鶏に関する支援」です。

私が活動していた地域は村落部で多くの村人が落花生を育てて生計を立てていたのですが、それだけだと収入源として足りないので、手っ取り早く収入を上げられる方法として養鶏をしたかったのだと思います。

私は養鶏に関する知識はまったくなかったのですが、村人からの要請を受けて、養鶏に関して2つの活動をしました。

①養鶏に関する研修

現地NGOを講師に招いて、養鶏に関する研修を開催しました。確か現地NGOの方は無料で講師をしてくれて、週末の使っていない小学校の教室で研修を開催しました。研修は現地語(ウォロフ語)でやったと思いますし、自分自身は全然内容を覚えていません。村人に役立ったのかも…謎です。

②女性グループとの養鶏

記憶がおぼろげなのですが、私から少しお金を出して、女性グループと一緒になって養鶏をしました。でもおそらく少額しか出資しなかったので、10羽とか本当に少しの鶏しか飼育せず、その中でも何羽か亡くなったりして、大した利益は上げられなかった記憶です。

こんな感じで大した活動もしてなければ成果も上げていないですが、今となって振り返ってみれば、村人達と一緒にひよこの買い付けから、予防接種から、飼料購入から、養鶏の一通りを体験できたのは貴重だったかもしれません。

今はコロナ禍ということもあって、東京在住の自分はすぐにはセネガルに行って養鶏をできないので、この14年前の自分の体験が自分にとっての一つの拠り所です。