セネガルで養鶏を!

西アフリカのセネガルで、養鶏を通じて人々が経済的に自由に生きれるようになることを目指しています!

セネガルの村人の養鶏を支援し始めたきっかけ

私は途上国支援がしたく、これまで青年海外協力隊、国際機関、コンサルタント、援助機関などで勤めましたが、公的な援助(政府開発援助:ODA)の効率性に限界を感じ、自分でビジネスを立ち上げて何か途上国のために役立ちたいなぁ…と思い始めました。そしてその内、「西アフリカのセネガルのために何か役に立ちたい!」と思うようになりました。

というのも、自分は約14年前に青年海外協力隊としてセネガルで2年間過ごしたのですが、その時は大した成果を上げられなかったので恩返ししたい気持ちがあり、かつ何か具体的なビジネスをやるのであれば、地の利があって言語ができるセネガルが適当だろう、と考えたのです。ビジネスについて具体的なアイディアは無かったものの、「人々が経済的に自由になれるよう、知識を届けるようなことがしたい…」とぼんやり思っていました。

そこで何かビジネスのヒントが得られないかと考え、とりあえず当時の知人で唯一すぐ連絡が取れるセネガルの村人(元JICAのプロジェクト現地スタッフのAmath君)に「元気?」と連絡を取りました。近況を聞くと、最近は養鶏をやっていて、もっと資金さえあれば養鶏を拡大したい、とのこと。

私が外国人ということでお金をもらえることを期待しての返答だったとは思いますが、彼とやり取りする中で、「養鶏か…面白いかもしれない!」と思い始めました。というのも、自分が14年前にセネガルに住んでいた時にも村人から養鶏をやりたいという声がありました。おそらく彼らがメインで営んでいる農業は収益性が低く、かつ種付けから収穫まで時間が掛かるので、短期間で収益を生む養鶏というのは副業として魅力的なのだと思います。

そんなこんなで、このセネガルの知人(Amath君)と長い長いやり取りを経て、彼の養鶏を支援することになったのでした。このブログではその活動などについて紹介したいと思います!